便秘知識10: 食物繊維の種類
食物繊維には2つの種類に分類する事ができます。
【不溶性食物繊維】
水に溶けにくく、水分を吸収してふくれ、腸壁を刺激して腸の運動を盛んにします。水分を十分に含んだカサの多い便は、力まなくてもスルッと出すことができます。さらに、有害物質も吸収して体外に排出し、肥満、便秘、憩室、大腸がんなど消化器系統の病気の予防、改善に効果を発揮します。
我慢のし過ぎや便秘薬の使いすぎが原因の直腸性便秘や、高齢、ダイエット中、体力低下が原因の弛緩性便秘の解消に効果があります。
不溶性食物繊維はこんな食べ物に含まれています。
- 野菜
- 穀類
- 豆類
- ココア
- ごぼう
- 小麦ふすま
- 海老やカニの殻
【水溶性食物繊維】
水分を含むとドロドロしたゲル状になり、胃や腸の中で食べ物の移動を緩やかにする働きがあります。その結果、糖の吸収を抑える事ができ、急激な血糖値の上昇とインシュリンの急速な消費を防いで、糖尿病を予防します。また、胆汁酸やコレステロールの吸収も抑制し動脈硬化などの成人病の予防にもつながります。
ストレスや大腸過敏が原因の痙攣性便秘の解消に効果があります。
水溶性食物繊維はこんな食べ物に含まれています。
- リンゴ
- ミカン
- 芋類
- キャベツ
- 大根
- こんぶ
- わかめ
- 大豆
- カラス麦
【まとめ】
不溶性と水溶性で異なる働きがある。
→便秘 知識11:食物繊維の多い食べ物
|